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6月25日(金) 65日目 最初の職場の恩人

今日は午後から研修で、他支店にいくことになった。

そこは私の最初の職場であり、本当の意味で、自分を育ててくれた職場だ。

というのも、今でも失敗ばかりの私だが、働き初めの当時は周囲の上司や先輩に

支えられてばかりの毎日だった。

以前も書いたかもしれないが、残業が100時間を超えるような部署で、有給も使えずに

働いていて、社畜のような状態だった。

新人ながらに、ここでやれている私は凄い!と勘違いをしていたのだと思う。

そんなだから、友達もできず、よく社内の販売店に買い物に行くときに店主のおばさんに

愚痴を言っていた。そこのおばさんは私の話を聞いてくれて、褒めてくれた。

今日はふと、そのお店の人に感謝を伝えたい。と思い、今の職場の近くにある

美味しい洋菓子屋さんで焼き菓子を買って行った。

喜んでくれるかはわからないけれど、とりあえず、感謝は伝えたい。

きっと後悔につながるから。

それは父から、学んだこと。

やらない善よりやる偽善。

他の誰かからしたら、自己満足と思われるかもしれない。

でも、その人が喜んでくれるなら。

そして、ついでに私自身が成長していけるように。

前置きが長くなったが、研修が始まる前に会いにいった。

相手は数秒固まっていたが、とてもわかりやすく喜んでくれた。

3年しかいなかったのに、私の夢や、姪っ子のこと。多くのことを覚えてくれていた。

私は貴方のおかげで、辛い3年間を乗り切ることができた。本当にありがとうございました。

そういう内容のことをお菓子と一緒に伝えた。

涙目になりながら「私もさ、そろそろ引退しようかな。と思う時もあるんだけど。そう言ってくれる

お客さんが一人でもいると辞められないんだよね」と言ってくれた。

私も涙目になった。

本当に本当に、ありがとう。お礼を言って、研修会場へと向かった。

その途中で、スーッと涙が流れた。

なんていうか、自分の中でずっと伝えたかった思いが昇華された気がした。

私を縛るものの正体はこういう本来、みんながちゃんとやれていることをやれていないことが

原因なのかもしれない。

もっともっとみんなに感謝の思いを伝えていこう。

このブログでその思いを書き留めながら、自分を戒めて、そして許していこう。

カウンセリングってこういうものの上位互換なのかな。

ちょっと受けてみようかな。

そして、研修は真面目に聞いて、無事に終わった。

気分が良かったので、帰り道に彼女の大好きなドーナツとスタバの抹茶ティーラテをお土産にした。

冷蔵庫に隠しておいた。

彼女が帰るなり、ドーナツを見て喜んだ。抹茶ティーラテを見て感激をしていた。

嬉しい。彼女を彼女にして本当に良かったと思う瞬間だ。

二人で夕飯前に食べてしまい、これ、夕飯いらないんじゃないか。という議論になったが、

父の納骨の際にうみほたるで購入した、即席麺を作ることにした。

結論としては、美味しかった。二人で一緒に作って一緒に食べるものはなんでも美味しいか。

そういう訳で、なんやかんや充実した1日だった。

ちなみに明日も休日出勤なので、頑張ろう。

今日も父に感謝したい。ありがとう。

まとめ

・感謝は必ず伝えたい。以前の職場の人でも伝え忘れている人にでも

・久々の研修は良い気分転換になった

・お土産は大事

・最近の即席麺は適当に作っても美味い

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