今日はもうやることがほとんどない書類の整理くらいだ。
まずは、彼女が作ってくれたチーズケーキとプリンを父に供えた。
きっと、大喜びをしてくれていることだろう。
味は昨日、確認しているので、間違いない。世界一美味しいプリンだ。
供えたら、次に重要書類を袋につめた。
とりあえず、細かい分別はカフェで行うとして、クリアファイルに入れる。
荷物はあらかたこれで片付いた形になる。
あとは、インターネットのルーターの解約を行うだけだ。
大物は明後日に回収業者が持っていってくれる。
そうすれば、綺麗になる。と、同時に思い出の家の原型がもうなくなる。
30年くらい実家にあった、家具との別れもなんだか悲しい。
片付け自体は1時間くらいで終わった。
四十九日は23日にしようかと仮決定。本来の四十九日より、一週間ほど遅いが、住職さんから了承が出ているので、良い。のだろう。
父さん、ごめんよ。
あとは片付けの時に落としたりしないように、近所の霊園に預かってもらう。
40万円ほどで、永代供養を行ってくれるところで、生前から父がここに入りたい。と
希望を言っていた。孫に会いたいからだろうけれど。
手続き自体は15分ほどで終えた。費用も渡し、遺骨用のロッカーに預けることができた。お線香をあげさせてもらったが、こういう集合のお墓というのもありかな。と思った。自分ももう少ししたら、お墓のことを考えよう。
父が死んだ時、私は、「何か」を継承された気がする。責任感というか、何かついに来る時がきたのかと
悲しみと同時に燃える気持ちがあった。
その「何か」は上手く表現する語彙力が無いけど、思いとか意思とかそんなものが一番近い気が。
漫画とか映画とかの見過ぎか。
また、全国のお父さんお母さん世代の方は、多くのそんな「何か」をこどもに残してあげてほしい。
私にはお父さんお母さんはもういないが、多くの60代オーバーの皆様にどういうことを考えているのか、教えて欲しいと思った。
きっとこういうネットワークの良さはそういうところにあるのだと思うから。
今日も父に感謝をしたい。ありがとう。
まとめ
・お供えものは気持ち。
・解約するものがめんどくさい。
・四十九日は四十九日にやらなくても良いこと。(絶対にその日にやると思ってた)
・永代供養のお墓新しい形。
・父を超える、愛される人になりたい。
・ネットワークを駆使して、できる限り親子の絆を確認するきっかけになる。(押し付けるのは嫌なので。)
・お父さん、お母さん世代の人が子に対してどう考えているのか。特に自分の死後どうなってほしいか。教えてほしい。