家の掃除が進み、ほとんどのゴミをゴミ袋に入れることができた。
これを後はゴミ出しするだけだ。結構あるので、こまめに出していきたい。
今日はいとこも線香をあげにきてくれた。
片付けも一緒にやってくれて、後は廃品回収の業者がくる日を待つだけ。
そうすると、結構綺麗になる。
甥っ子は、やはり元気がなかった。
小学校が目の前にあり、コロナの前はよく実家へ泊まりにきていた。
俺も様子を見にきた時は、2人でマイクラをよくやったものだ。
そんな甥っ子が突然「○○くん(私のこと)は先に死なないでね。」
と言ってくれた。嬉しいが、30歳ほど年上なのだから無理だろう。
涙が出そうだったけど、なんとかこらえられた。
そういえば、2月に父から「地震で窓が開かなくなっている。マンションの管理組合に議題として出す」と言われていた。部屋に理事会からの回答がきていて、今回の大規模修繕の対象でないからできない。という内容だった。
扉の立て付けが悪いのと、網戸なんて完全に閉まらないから虫が入り放題だし、そこはなんとかするべきだろう。と思った。
でも、地震保険に入っていたようで、業者に伝えたところ、一度見にきてくれる。とのこと。どうなるか分からないけど、一度見てもらうにこしたことはない。
姪っ子の状況についても聞いてみた。
臓器を移植するためには多額のお金がかかる。それを遺産(そんなに多くないので、使い切っても足りないかもしれない)でなんとかなるのか。
とりあえずは、今すぐ移植というわけではなさそう。
順番待ちにエントリーすることになる。という意味だそうだ。
生まれた時から苦しんでいた姪っ子。
なんとか健康に、そして幸せになってほしい。
帰り際に妹がポツリと「今日は月命日だね。見つけるの、遅くなっちゃってたから。」と呟いた。
本当にあっという間の8日間だった。
人生で、一番激動だったかもしれない。体重は6キロ落ちた。
でも、本来、もっと早く見つけて上げていれば、ここまでは慌てることはなかった。
実家の心理的な印象も違った。
本当に私が引っ越しをしなければと悔やんでも悔やみ切れ合い。
忘れかけていたが、四十九日の日程調整も行う。17日が四十九日だ。くしくも、私の誕生日だ。
30超えたおっさんのため、誕生日自体は嬉しくはないが、運命を感じた。
しかし、月曜のため、土日で調整することにした。
15日は仕事。16日は友引。
住職に電話をして四十九日超えても良い?と聞いたら、
「コロナもあるし、仕方ねぇよ。」とのこと。安心した。
電話を切ると、チャイムがなった。
我が家は賃貸で、2階建てのアパートの2階。1階はとても美味しいパン屋さんだが、パンが余りそうなので、とお裾分けしてくれた。
最近嫌なことが続いていたが、少し心の傷が癒された。
おそらく、昨日、喪服を来て歩いているところをチラッと見られた気がした。
気を使わせてしまったのかもしれない。
けれど、人の優しさって本当に温かいなと泣きながら書いている。
今日は父だけでなく、パン屋さんをはじめ、迷惑をかけている様々な方に
感謝をしたい。ありがとう。
まとめ
・甥っ子は可愛い
・マンションの管理組合の仕組みをもっと勉強するべきだった。
・四十九日は四十九日にやらなくていい。
・優しさは、人を救う。