小物はあらかた昨日までに捨てることができた。
当日に父と一緒に火葬する衣類を用意した。
洗濯機で洗剤を多めに入れて洗濯したが、臭いは落ちなかった。
良い匂いで旅立って欲しかったが、来なれた衣服ということで我慢して欲しい。
また、今日は相続手続きに向けて、初日に束ねた重要書類であろう書類から、
通帳や生命保険などの書類を仕分ける作業を行なった。
銀行での相続手続きは面倒なので、法務局の法定相続情報一覧図を作成することに。
そのためには父の生まれてから(父の場合は田舎の千葉県某市)から亡くなるまで(今の自治体)の戸籍
まずは父の亡くなった記載のある戸籍謄本をとった。※この辺りは戸籍の部署の人に聞くと丁寧に教えてくれます!
あとは田舎の部分を取得するだけで済む。
そして、兄弟がお世話になっている司法書士の方と電話で話すことができた。
とても丁寧な方で、好感が持てた。
明日の15時から会うことになった。遺言書(といってもメモ書きのため、なんの効力もないが。)を元に父の意思を尊重して分割をすることにしたい。
ついに相続手続きも動き出し、父が死んだという事実が重くのしかかってきた。
電話や、会話中に不意にぼろぼろと涙も出るし、立ち直れるか不安だ。
その後、父の田舎のお寺にもこちらにも骨を残したい(分骨したい)。とお伝えし、了承をしてもらえた。
兄弟で実家を片付けた後に、喫茶店で、書類類を整理した。
その中で病院と、以前勤めていた会社の書類が目についた。
病院については、「素敵な女医の先生がいてよ、なんだか背筋が伸びる思い。ビシビシやってくれるから助かっている。」と喜んで?いた。
死因も心筋梗塞であり、直接糖尿病の数値が悪くなっていたとは言ってなかったので、先生のおかげだろう。感謝の電話を病院に入れたが、本日は不在。とのこと。
後日改めて、お礼をさせてください。先生。
勤めていた会社については、前にも書いたが、父は中学卒業後16歳で就職をした。
船員となり、59歳(その会社?船員の業界?は59歳から年金が出るからとか言ってた気がする。)まで働いた。タグボートに乗っていて、朝は3時には家を出ていたし、夕方は18時には家にいた気がする。
給料もそれなりにもらえていたようで、父は「こんなに良い会社に入れて、本当に良かった。紹介してもらえて本当に良かった。」といつも言っていた気がする。
そして、父といつも千葉に行く際には紹介してくれた方のお墓にも毎回行っていたことを思い出した。とりあえず、父が亡くなったことだけは、知りたい方もいると思い、思い切って電話をした。
会社の方は、事情を聞き、調べてくれた。「確かに、お父様はうちの会社に在籍をしておりました。関係者であろう方にお伝えをしておきます。」と丁寧な対応をしてくれた。父はあまり友達は多くなかったようだが、仕事は好きだったように見えた。
せめて、父の仲間に不義理はさせたくない。仲間も追悼してくれると良いなという思いで、電話を切った。
明日はついに火葬、父を安心させられるかわからないが、しっかり見送りたい。
今日も父に感謝をしたい。ありがとう。
・・・・。
寝る前に、テレビの付近に実家のカギを見つけた。今月の4月3日に母の墓参りに行っている。毎年、父から誘いを受けた。墓参りの帰りは実家を通るので、寄っていた。
今回はカギを忘れたから、今日は良いか。と思ってしまった。
寄ることができれば、死後4日経過程度で済み、家の物をすべて廃棄するような状態にはならなかったのに。思い出のアルバムや、学校の思い出。実家に残していたもの全般が廃棄せざるを得なくなった。
後悔はどんどん増える。
まとめ
・死後大分経った部屋にあった衣類は臭いが落ちない。
・生命保険は入らなくても良いという世論もあるが、入っていてくれると、遺族は大変助かる。(まだもらえてないが、たぶんもらえるはず・・・)
・葬儀についての調整は随時必要。火葬までの葬祭業者と四十九日の納骨までの住職さん。の二段構え。
葬祭業者は事前に決めておいてもらえれると良いかも。実際そこを選ぶかは別として。慌てて高額なところを選ばないように。
住職については、先祖代々のお墓があるなら、そのお寺の電話番号、またはお寺の名前は把握しておいた方が良い。
知ってたので、とてもスムーズに進んだ。
・相続税の手続きは10ヶ月以内でやらないといけない?ので、なるべく早めに片付けたい。
・父が、誰に感謝をしていたか。誰に感謝の思いを届けたいか。自分のエゴかもしれないが、代わりに感謝を伝えたい。
・実家と地元が近い方。実家に寄らないという選択肢は、後悔に繋がります。私も毎回寄るたびに、ピンピンしてたので、全く予想してませんでした。会って、元気なら良いと思います。我が家と同じように基礎疾患で遠慮している方は、電話でも良いです。週一くらいでお話してはどうでしょうか。
・一人暮らししているお父さん、お母さん。その時はいつくるか、わかりません。
何か、連絡をとるルールを決めて、定期的に連絡をとれる仕組みを作ってください。
貴方の大切なこどもが困らないために。