月曜日に食器を捨てられる日だったため、どんどん仕分ける。
食器だけではないが、思い出の食器や衣類などは少し躊躇いが出る。
しかし、いつまでもすがる訳にはいかない。
父離れの時が来たのだろう。
ずっと父はその準備を整えてくれていた。
今度は私たちがその期待に応える番だという思いで乗り越えていく。
その気持ちで、捨てる。
きっと父も許してくれるだろう。
このまま心理的に悲しい場所にするくらいなら、一新してでも父の大事な場所を
大切にする。その方が喜んでくれると思うから。
葬祭業者に連絡し、父が本家である先祖代々の墓に入りたいこと。今の住まいの近くにもお墓を持ちたいこと。海洋葬も行いたい。という話を伝えた。
「火葬場から分骨証明書という書類をもらっておきます。3つに分けておきますね。」とのこと。葬儀の準備は順調。
こうやって文章を書いていると、一時的に楽になる。大きな感情の波を正面で受けず、小出しに整理している感覚。ずっと記録をしていたい。
今日も父に感謝を伝えたい。ありがとう。
まとめ
・発見が遅れて臭いがついている場合は思い出の品でさえ、見切りをつける必要がある。たとえ、数十年の思い出があっても。
・父の一生懸命残した住居をなんとしてでも活用したい。
・何かしている方がすごく楽。ぼーっとしていると、何らかの思い出が湧き出し、涙が出てきて、キリがない。すべて受けていては、とても耐えられないだろう。