部屋の片付け。
一応、部屋に臭いがついているので、消臭と殺菌のために、オゾン発生機を1万円で購入。明日届くとのこと。
家具も本当はそのまま使ってあげたかったけど、臭いや状況を思い出してしまうので、家族で話し合い、廃棄することに。
父さんごめんね。そっちで使ってくれ。
遺品の中にミッキーマウスの名刺入れみたいな小物を発見。
父は、離婚をしている亡き母のこともなんだかんだ大切に思っていて、母が好きだったミッキーマウスのグッズに通帳などを入れてくれていた。というか、生前も「ミッキーの描かれたものに入れておけばわかるだろう。」と言っていた。
きっと私たちが見つけやすいようにだろう。
67歳の父の家に不自然にミッキーのグッズが複数あるので、そういった重要な書類は割と見つけやすかった。
その中に2つのチラシを発見。
1つ目は家族葬のチラシを切り取ったもので、家族葬の文字にまるがついていた。
2つ目は海洋葬についてのチラシで散骨にまるがついていた。
生前父は「葬儀に金なんてかけなくていい。家族だけで見送ってくれ。あと海にまいてくれても良いかもしれない」と言っていた。
16歳から働いていた会社は港のタグボートと言われるタンカーなどの水先案内人だった。長い時間を過ごした海に、特別な想いもあるのだろう。
東日本大震災の際にはあえて、震源地からは割と遠かったが、震度5程度は出ていたため、津波を警戒して沖合に回避したんだという話を思い出した。
ミッキーのことも含め、可愛い面も持ち合わせている父。
自分が死んだ後のことも考えてくれて本当にありがとう。
葬祭業者から連絡があり、火葬日の決定。
会社へも連絡をして、その日までお休みをいただくことに。
職場の皆様にも迷惑をお掛けして、申し訳ありません。
今日も父に感謝をしたい。ありがとう。
まとめ
・臭いについては、別途対応が必要な感じ。家具などは捨てるしかないかも。気持ち的にも。
・亡くなった際の貴重品のありかはあらかじめ示してもらっていると、話が早い。
・終活をしてくれていると助かる。
・事前に「俺が死んだら〜」と言われても実際そうなると心が苦しい。急に涙が出てくる。良かったのは、ここ数年は素直に父に「父さんのこと尊敬している。いつもありがとう」と会うたびに伝えていたことだ。これだけは皆さんにもお勧めしたい。
・職場の皆にも感謝を。伝えたい。ありがとうございます。